TITLE : クルッポー観察記

7月某日
うちの住まい3階建てマンション
玄関横に配電盤があり
そこの上の小さく細長いスペースに
今年も山鳩のつがいがやって来た

巣作りされると後の糞の掃除が大変なので
なるべく追い払うのだけど
鳩カポー
見事な連携プレーで木の枝をせっせと運んで来て

狭いながらも楽しい我が家♪を
さっさと作り上げ卵2個をぷっと生み落としやがりました

去年は一個が巣から落ちてしまい
一羽しか育たなかったのだが

今年はどうかなぁ
とチラ見観察の毎日が始まる。


卵を「産卵後、母鳩の体温が上がり、 2週間少しで雛が孵る」そうなのだが
それにしても今年はハンパない猛暑!で
親鳥の体力消耗はかなり激しいだろうと
下から見上げてはおろおろしてたオイラ

傍目に観ててあきらかに後半なんか
口を開けて「ハァハァ」と必死に孵化まで耐えてる感じだったもんね


ある日、親が居なくなっていて
「?」と思ってたら
数日後、なにやら動めいている気配


無理くり、巣を覗いて二羽のヒナを確認!

去年、山鳩のヒナを観て思った素直な感想は
「ブキミ」
色の綺麗な観賞用、と違って
原始時代の怪鳥、みたいでちっとも
ラブリーじゃない!

昔観た映画のD・リンチ「イレイザーヘッド」に出て来た赤ちゃんを
彷彿とさせる感じ

でもまぁ
生みの親が交代で餌を食べさせて
ヒナはみるみる大きくなっていき、
もうすっかり羽も鳩らしい色になりつつあった頃

二羽のうち、先に生まれたらしいほうが育ち具合が良くて
発育のあまり良くない方が巣から落ちて
ドア横コンクリートの隅でうずくまってしまっていた

まぁ、大変!この猛暑の中
このままでは餌ももらえないんじゃないだろうか?

もうすぐ巣立ちなのに
お願い!元気で育ってー
と心配になり
同居人の兄嫁さん(これまたモフモフ好き)にヘルプ!
虫取り用編を持って来てもらい、巣に戻してあげました

すると大きい方の一羽は
うざい!と思ったのか
すぐ下の手すりの方へ羽ばたいて移動

巣立つ前のヒナ

↑その時の一枚なんですが
ちかくで観ると公園に居る鳩とは違って
クチバシが尖っていて
太古の鳥類を思わせる

ううーん
野生の証明
いろいろと
厳しい自然環境に耐える為の
装備なんだろうな

綺麗じゃない色や容姿に
かえって胸うたれました

一日仕事で家を空けてて
次の日、朝起きて
巣を見たらもう空になってる!
心配は取り越し苦労となって
無事、親子で飛び立ったもよう・・・・

やったー、

そして、去年もそうだったんですが
巣立った後に
親がちゃんと挨拶に来てくれました
親鳥が挨拶に!

「お世話になりましたッポー。」

ほんとに
そう言ってるみたいに、すこし小首をかしげてこちらを
観ている

おつかれ、クルッポー

その日、マンションの窓から観た月は
とても晴れやかでした、とさ。

窓からみた月
posted by chizurubis  [ どうぶつ ]  comments(5) -