DATE : 2005.02.25 Friday 17:37
TITLE : 春一番の一目惚れ
2.3日前のシゴト帰り、終電ちかい地下鉄の構内から大量に放出される人混みの中、ひとりの男子の後ろ姿になにげに目がいく。
黒いジャージ素材とおぼしきトップスの右肩後ろあたりに小さく「鬼」の赤い刺繍が刺してある
瞬間ストーカーになりすまし
ぴったり後ろを歩きながらよく観察すると、グレー地模様が和柄、その中に「Onitsuka」のロゴが見える
ああ、そうか鬼塚タイガーのアパレル、なんと、粋なジャージなんだ!
欲しい!と久し振りに服を買いたい衝動に駆られた
早速翌日、所用で大阪に出て、久し振りにショップ巡りをした。
去年「puma」と「adidas」を買った店を訪れると、いつも接客してくれる
オネイサンはスタッフと熱談ちうで、ぜんぜんこっちを向いてくれない。
そこにも「オニツカタイガー」の2005年春・夏モデルは数点置いてあったがあの「鬼」のマークは付いていなかった。
近くの「キクチ・タケオ」にも立ち寄ってショップの若いお兄さんに「鬼」の付いたトップス、を探してる、と説明したら、「あ、それ去年の商品で、多分もうどこにも売ってないすよ」と言われド派手なスカジャンを勧められるが、これでは「大西ユカリと新世界」ファンのひとみたいなので辞めた。というか私には濃すぎて似合わなかった
もう販売されてない感でなかば諦め気味に阪急イングスのオニツカタイガーショップに
行ってみたら、黒こそ無かったものの、深緑と紺の同デザインのが、なんとセールで残っていたのだ!やったぁ!
一番小さいのがメンズのMしか残ってなかったけど着てみたら柔らかい素材なのでそんなにオーバーサイズ感は出てない、私に買ってもらうのを待っててくれたんだわーと緑を購入、ほんと嬉しいサプライズだった
でもオニツカタイガー、もともと神戸の長田に設立された
アスリート向けのコアなスポーツシューズのブランドなのよね
グーグルせんせいで検索してみたらこんな記事が・・
ナイキの前身であるBRS(ブルーリボンスポーツ)社は設立当時
「コルテッツ」という画期的な製品を設計するが当時はまだ自社で
靴を製造する能力が無かったので「オニツカ・タイガー」社製の
コルテッツをアメリカに輸入販売、それが好成績を
残し1971年「NIKE」社設立に繋がったそうです
ナイキやらに比べたら地味な印象だけど
要は職人気質な靴製造会社なのよね、
私も高校時代ほんのちょっと陸上部に在籍してた頃
オニツカタイガーの短距離用スパイクを持っていたことがある
(■ランスパーク(陸上スパイク)といって
日本初のピン取替え式陸上競技用スパイク
ブランドアイデンティティとも呼ぶべき“タイガーストライプ”
(当時は“メキシコライン”現在の“アシックスストライプ”)は、このとき誕生したそうだ)
最近では、あのQちゃんこと高橋尚子選手がシドニーオリンピック最高記録を出した、それがアシックスの最高の技術者達の努力の賜だったこと、サイトで鬼塚現会長が語っていらっしゃった
あと、映画「キルビル」でのユマ・サーマンの黄色いシューズもブレイクに一役買っていたもんなぁ
決して派手ではないが渋いブランド、オニツカ・タイガー
和柄のラインに今後もキタイしようっと。
写真は同時期に衝動買いした駒柄の手ぬぐい