DATE : 2005.01.31 Monday 01:13
TITLE : ギターっていいなぁ
例えばある日発作的に食べたくなるチキンラーメンみたいに
むしょうに耳が欲してしまう音色
それはギター、とりわけアコースティックギターがそれだ
自分が鍵盤しか弾けないせいもあるのかも知れないが
やっぱり切なくて乾いたギターの響きは
ココロの乾きを癒すオアシス
そんな私が出会った偶然、1月29日の京都拾得
「Land Of 1000 Flowers」というイベントに
西村哲也さんを観に行った
実はつい最近のオトモダチなんです
2004年のクリスマスが過ぎて
暮れも押し迫った頃、
いつものようにマックを起動させようとしたら
画面が真っ白!!CDトレイも開かない緊急事態
今から年賀状の住所をシールにプリントしようとしていた矢先のこと
さっそくサポセン様にデンワしたら「HD交換かも、最悪データ消失ですね」
と冷ややかな対応、うりょーっ、どうしよう困ったよー
と泣いていたところ同居人がある人に連絡を取ってくれた
その筋の専門家らしいその方は偶然にも住まいが近くで
私は直接面識もナニも無かったのにデンワで事態を説明すると
速やかに駆けつけてくださり、データを救出。
なんて優しいお方なんだ!
という訳で西村哲也さんとお知り合いになりました
東京で10数年、鉄壁なプログラムのオシゴトをされてたらしく
今は実家の京都に帰ってきて音楽活動もコンスタントに
こなされていると伺った
その時ノートPCに入っていた自作の曲を聴かせてもらって
俄然興味津々になりましたよ
ちょうどTodd RundgrenのSomething/Anything?を
買って聴いてたんで「似てますね」といったら
うんそうですね彼も宅録派だし。という答えが帰ってきた
ライブ当日、私は19時過ぎ到着、丁度西村さんの演奏が
始まっていた。
独りでアコースティックギターを弾き語り、ちょっと切ない澄み切った声とギター
途中のMCも自分のお子さんのお話を楽しそうにしゃべる彼
私と同い年(立派に中年だよな)なのに少年のような西村さんがそこに居た
今夜はFlowers Land というレーベルの所属アーティスト神森徹也さん、西村哲也さん、青山陽一さん3人が登場して3人共ギターを弾き語る、という趣向らしい
最後に登場した青山さんは懐かしい「いとしのマックス」をセクシイに唱ってみせた。
でその時、ゲストと称して実は所属事務所の社長さんが登場、ボーダーシャツを小粋に着こなす
おっちゃん、「実はこの方すごい方なんですよ」の前説を受け、演奏がはじまる。
最初はそんな風に見えなかったが曲が進んでいくうちそのおっちゃん、ものごっつい「キレ」のある
ドラミングをされるのに、どんどん引き込まれていって、アンコールで全員でセッションしていた
最後なんかもう完全に釘付けでした、
カッケー!!!
ライブ終了後ひといき付いてビールを飲んでらしゃるところへ思わず
握手しにいっちゃいましたよ
家へ帰ってからサイトでいろいろ検索したら
しゃちょうは林敏明さんといって
「鈴木茂とハックル・バック」というバンドのドラマーで
吉田美奈子のバイオグラフィーの
1975年に記載されてるのハケーン
並んでるミュージシャンのそうそうたる顔ぶれが・・
ティンパン・アレイ,山下達郎, 大瀧詠一, 吉田美奈子
キャラメル・ママ, 大貫妙子, 矢野誠,シュガーベイブ
もう日本屈指の国宝級の方達ばかり
しゃちょうカッケー!!惚れました!!
やっぱり素敵な先輩、に出会うと嬉しくなってしまいます
自分も歳を重ねていってそういうヒトになりたいなあ
と思う今日このごろ・・
ギター弾きてえ