TITLE : 究極の庭

気がつけば、もう9月もすぐそこに。
出だし、よくこんな言葉を吐いてしまうなぁ

もっとマメに更新しろよ私w

2009年夏の想い出シリーズを、覚え書き

まずは
ついに念願の桂離宮を体験!

ここ、参観するのは無料なんですが
なにしろ
宮内庁に
往復葉書で申し込みしないといけない
ハードルの高さが。
桂離宮の入り口

平日の午前中なら希望ありかも、と
思っていたらラッキーにも参観許可証が届いた
一枚の葉書で4名まで可。
やったー
AHBのTeNちゃん、シゲキ君とかっちゃんとで参戦してきました。


桂離宮とは

八条宮(はちじょうのみや)初代智仁(としひと)天皇により、
別荘として建てられたもの
文武に秀でていた親王は山荘の造営を起こし
簡素ななかにも格調ある古書院を創設
その息子の代、智忠(ともただ)親王も、
研ぎすまされた美的感覚の持ち主だった訳で
山荘をほぼ現存する形にまで復興、増築された

総面積は約6万9千㎡、中心には複雑な曲線を描く池、大小の島々に土、板、石で造った橋を渡し、数寄屋風の書院や茶室に寄せ舟着きを構えた回遊式庭園。


約20名前後で一回の参観?かな
外人率も高しw

写真撮影はおっけーだったのでカメラ持参w

ただ、宮内警察らしきガードマンの方が
隊列を乱さぬよう終始ウォッチされているので
後戻りとかはNGです

最初は「御幸門」から解説スタート
茅葺き屋根に「あべまき」という皮付き丸太で支えられている。
桂離宮、御幸門

銘木な匂いがするなぁ
つーか
材質が宮仕様極まりない!

次に茶室の待ち合い腰掛け
雪隠付き、ここも待ち合いといえど
皮付き丸太でささえてあり
その対面にはソテツの庭
外腰掛の前のソテツ
当時,京都にソテツは斬新な眺めだったんだろうな

州浜と呼ばれる海を演出したそうな場所
桂離宮、州浜
ここの敷き詰められた石の滑らかなことといったら!

そして
私も唯一知っている市松模様の襖のある「松琴亭」へ
松琴亭

うーん、2009年に眺めてもビタイチ古い気がしない
ユニバーサルな空間!!
住みたい!!

巡っていくと次々に変化する景色
小高い丘の上にある茶室、賞花亭、そして
竹の連子窓からの景色
「深山幽邃」の趣(パンフレットより)
賞花亭、窓越し

この小高い場所で風や空気を感じて
季節の移ろいを愛でていた宮中のひとたち、に
思いを馳せてみる

あと
書院の外観も
代表的な写真でよくみていたからリアルで興奮!
書院

古書院、中書院、楽器の間、新御殿と
雁行型に連なって立ち並んでいる

池に面して月見台がせり出していて
幽玄な一夜の宴、が催されたりしたんだろうなー

いやぁ なんでしょうねー
もう
総てが美の極み

往時の文化人が集い

屋外レイヴパーティーが?

楽器を奏で、歌を読み
蹴鞠をし
舟遊びを楽しみ

この極められた空間で。


自然と人間の叡智が幸福な融合を果たした作品

使われている木の材質や、切り出された石の精巧さ
手入れの行き届いた庭園の木々
すべてが完璧に調和している
なんでも
小堀遠州という龍安寺の石庭にも関係している、名工の手による説が有力だそう
それから
案内してくれたお兄さん、抑揚の効いた、とても丁寧なトーク、
この庭園と仕事に対峙する姿勢が好感度大でしたし。

ここはむしろ敷居が高いほうがいい、と思った

居丈高な拝観料を取りちらかして
勘違いして天狗なってる京都の人気寺なんかより
よっぽど値打ちあるー、と思った

何度でも足を運びたくなる場所
リベンジ物件多数なんで
また
誰かご一緒しませんか?
posted by chizurubis  [ 庭園 ]  comments(8) -